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VUCA時代の挑戦~覚悟と努力の必要性~
すべてのことにおいて、いろいろの姿で刻々に「覚悟はよいか」と問われているのである。そのことをみずから察知して、自問自答するかしないかは、その人の心がけ一つであろう。
ましてや昨今のわが国の社会情勢、経済情勢は、世界の動きとともに寸刻の油断もならない様相を呈しつつある。つねに「覚悟はよいか」と問われることを、おたがいに覚悟したいものである。
道を開く/松下幸之助より
覚悟はよいか――。いまから半世紀前、つまり日本が戦後の経済復興に成功し、国民が平和であることに慣れはじめたころ、松下幸之助が鳴らした警鐘です。「覚悟」とは危険な事、不利な事、困難な事を予想して,それを受け止める心がまえをする。迷いを脱し,真理を悟る事。きたるべきつらい事態をさけられないとして、あきらめる事。観念する事。覚える事。記憶する事。とあります。が、松下幸之助は「覚悟」を心がまえとして使っている。
僕は「覚悟」を昔は使わないようにしていた。それは「思考停止」ワードとしていたから。「頑張る」も同じ。漫画『ドラゴン桜2』で桜木はこのようにいっている。
「頑張る」は精神的興奮で課題克服を図ろうとする勢いだけの感嘆符でしかない。だから「頑張る」という言葉は使わずに、「なんのために、何をするか」を考えて話す事を習慣にしよう
「覚悟を決める」や「頑張る」といった言葉が、具体性とともに使われれば問題ない。でも、多くは、勢いだけの言葉になっているように思う。自分の目指しているところの解像度が低い状態であれば、そのことを素直にさらけ出して、周りに相談したほうがいい。「覚悟を決めます」「頑張ります」といった言葉に逃げ込んで、自分を追い込んでも、たいしたものは生まれないと思う。
今は「覚悟」という言葉を使っていけないのではなく、「覚悟」が足りないと思ったら、少し立ち止まって見ること。それが大切なのだと感じる。
今はVUCAの時代と言われます。
VUCAとは、Volatility・Uncertainty・Complexity・Ambiguityの頭文字を取った造語で、社会やビジネスにとって、未来の予測が難しくなる状況のことを意味します。
この、Volatility(変動性)・Uncertainty(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)は、時代の特性を表しています。
VUCAは、元々アメリカで使われていた軍事用語です。1990年代にアメリカとロシアが対戦していた冷戦が終結し、核兵器ありきだった戦略が不透明な戦略へと変わったことを表している言葉でした。その後、2010年代に変化が激しい世界情勢を表す言葉としてビジネスでも利用されるようになったのです。
予測困難な時代にがむしゃらに頑張っても成果は得られません。高度経済成長の中であればがむしゃらに頑張っても成果を生み出せたでしょう。高度経済成長は「人口爆発による経済成長」であった故、ひとがあふれているのでモノはつくれば売れる時代。それに伴いGDPはあがってゆくので給与もあがってゆく。がむしゃらに頑張っても報われる時代であったと言えます。しかし今はまったく違います。少子高齢化は70年代から言われてきていましたが、1995年をピークに生産年齢人口(生産活動を中心となって支える15~64歳)は減少に転じています。1995年のピーク時には総人口に占める割合は69.5%であったものが2023年2月では59.4%まで減少しており、少子化がより進み2023年の出生数予測は約74万人とされている。さらにコロナ禍を経て出生率よりも婚姻率の減少の方が多く、今後は「結婚氷河期」と言われる時代となるかもしれない。と、なれば出生率はより減少するでしょう。となればより昔とは異なります。
がむしゃらに頑張らず,どのように「覚悟」をもってやるか?は「なんのために,何をするか」を困難だということを受け止めてやる。やりきる。と言う事が大切です。この「やりきる」というところが困難であるがゆえに「覚悟」が必要になります。「やりきる」ために必須な事が「努力」なのだと。
「努力」とは
踏ん張ること
毎日すること
水に流すこと
その姿は決して人に見せないこと
それはうんこすることと同じだ。
と説いてます。この方が!
野原ひろし。クレヨンしんちゃんのお父さん。
「努力」って言葉も昔は使わないようにしていました。が、最近はこの言葉で説明するようにしてよく使うようになりました。とてもよい説明があったので引用します。
【踏ん張る】嫌なことがあると、逃げ出したくなるのが人の常ってものです。
そこで「ひと踏ん張り」したものが結果(うんこ)を出すことができます。
【毎日すること】継続は力なり って名言がありますが毎日するって事は、すごく難しい事なんです。
僕もブログを毎日書くことを挫折しそうですw
それほど、日課にすると言うのは難しいことなんです。
【水に流すこと】努力をしたけど、結果がでない。もしくは、悪い結果になってしまった。
そんな時は、ため込まずにさぁ~っと水に流して心も便器も綺麗にしましょう。
そうすれば、リフレッシュされて新しい気持ちで取り組むことができます。
【その姿は決して見せないこと】人に見せるために努力をしている人がいます。
それは、努力ではなくパフォーマンスですね。そして、あんなに努力したのに・・・ってのが、言い訳にしています。
努力とは、出来るように頑張るのであって人に見せるために するもんじゃありません。そして、周りから見たら努力家って言われていても本人は、楽しんでやってたりします。楽しんでやってる人は、努力じゃなく趣味なので線引きが難しいところですねwww
引用:おじさんの暇つぶし
「覚悟」をもって「努力」をする事が成果へとつながるのですが、言いかえると
「困難に立ち向かうためになんのために何を楽しんでやりきる」
それこそが自分らしく生きるへとつながると感じます。
だから「覚悟」をもってウチで「努力」をしてみませんか?自分らしいキャリア形成できますよ!
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