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自分でつくった箸で食べる!
7月3日に浦河小学校の宿泊学習にて木工教室の講師として参加してきました。木工教室では「さくらの木で箸づくり」をしました。今回の宿泊する優駿ビレッジAERUでおこなわれる「うらかわ桜まつり」の前に剪定された木をつかっています。この場所にあったさくらの木をつかった自作の箸で夕食を食べる!そんな体験学習として昨年より町内小学校から依頼されておこなっています。
さくらの木をモーラナイフというスウェーデンのナイフブランドのものをつかって削っていきます。
色々な種類のものから自分で選んでもらいます。大きな刃であったり、尖っているもの、丸まっているもの、短いものと自分の手に馴染むや、何となくインスピレーションで選んでもらいます。今回は児童9名、先生3名の12名なので余るのが数本なので取り替えっこしながら削っていました。
「今からつくる箸で夕食を食べます!できなかったら手で食べる事になりますので完成させるように頑張って削ってくださ~い。では、始め!」のかけ声で始めました。笑
車座になっておこなうことでみんなの進捗具合も見られるし、話す事もしやすいのです。
椅子に座って足に固定しながら削る。やった事が少ないと思いますが楽!この形になるまで(知るまで)はテーブルの上でやっていましたが、ムリな形を夢中になっているとやりがち。節の部分を無理矢理とろうとして自分の手に刺す子が3~4人にひとりいましたが、今回は1人。指を切った子。それでもキチンと終えていました。
こんな漢字でシュッシュッと削って、けずって、ケズる…
形づくったら紙ヤスリでヤスって毛羽立ちや、傷をなくしたり、なめらかにして油を塗って完成とします。
できちゃう子は複数つくっていました。
先生達も大ハマりで、30分延長して全員完成させる事ができました。みんなから楽しかった!と言ってもらえておじさんは嬉しい。先生達からもまたやりたいとの声をいただいたので、木の枝を集めなくては。笑
授業の一環で自分でつくったもので食べるという経験が将来進路を考える時に「ものづくりが好き」と思ってもらえたら幸いです。
そのうえで建築業界へと行ってくれると嬉しいなぁ。更にこの地域で一緒にできたら最幸です!
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