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まてな生活はキケン予防にもつながる

まてな生活はキケン予防にもつながる

10月5日10:00現在で24時間降水量が浦河町で165.5ミリを観測した。

引用:北海道新聞デジタルより

浦河町中杵臼では、午前10時40分までの6時間に降った雨の量が221ミリに達し、平年の10月の1ヶ月分を超え、統計を始めてから最も多くなりました。

引用:NHKより

今年の夏の暑さもそうだが、観測史上最大の…や、十数年に一度の…というフレーズはよく耳にする。それだけ変化してきているということである。実際僕が小学生だった30年以上前では学校のグラウンドにスケートリンクをつくりその周りには雪山があった。今では川の側にあるスケートリンク場でなくてはつくる事ができず、雪もグラウンドをなんとか白くするくらいは降るが雪山をつくれるほどは降らない。それは冬期の気温が3℃~5℃くらい違うのだと感じる。気象が変化しているのだ。

土砂崩れがおきる要因として、

① 大雨や豪雨:大量の雨水が地表に浸透することなく、土壌を飽和させ、土砂の流出を促進する。
② 地形:傾斜が急な山岳地帯や丘陵地帯では、土砂崩れの発生リスクが高くなる。
③ 土壌の種類:粘性の低い砂や礫の土壌は、土砂崩れが起きやすい傾向がある。
④ 植生の不足:植物や木々が不足している地域では、土壌の安定性が低く、土砂崩れが発生しやすい。
⑤ 地下水位の上昇:地下水位の上昇が土砂の飽和度を高め、崩壊を引き起こす可能性がある。
⑥ 人為的要因:道路建設、採石場の採掘、森林伐採など、人間の活動が土砂崩れの要因となることがある。
⑦ 地震:地震が地盤を揺らし、土砂崩れを誘発する可能性がある。
⑧ 洪水:洪水が土砂を持ち上げ、流出を促進することがあります。
⑨ 長期的な侵食:河川や海岸線の長期的な侵食が土砂の崩壊を引き起こすことがあります。

があげられる。このような観点から土砂災害ハザードマップがつくられています。

このようにキケンとされている場所にも家は建てられています。

ハザードマップは更新されます。更新時期に規定はなく自治体の判断に任されていますが、大抵どこかで大きな災害があった後に更新されます。そして更新のたびに被害想定は広がっていきます。以前よりも降水量が増えたり、数十年に一度という頻度が多くなったりするためです。ハザードマップでギリ大丈夫という箇所でも数年から十数年でキケン区域に入ってくる可能性は大です。

キケンだからと言って引っ越す事ができる方は極めて希でしょう。だから少しでも危険性を除去できる方法として提案したいのが

a 敷地内をアスファルト舗装しない:①⑨の予防となる。プラス夏季の温度上昇の防止にもつながる。

b 除草剤はつかわない:②④⑥の予防として。植物の根は大変強いものです。その根が縦横無尽に絡み合ってネット上になる事で土砂流出を抑えてる部分があります。そのような場所が崩れ出る恐れを招きます。

敷地内を少し手間をかけるだけで予防になります。それは自分だけでなく周りに住む方々への影響も含めてです。特に除草剤についてはウチでは推奨しません!理由として【世間良し】【未来良し】【自分良し】ではないからです。

アメリカでは2020年に医療・医薬の大手バイエル社が除草剤「ラウンド・アップ」の主成分に発がん性が疑われるとして争っていた訴訟に関して合計最大109億ドル(約1兆1600億円)を支払うことで和解しました。「ラウンド・アップ」については2003年デンマークで禁止が始まった。グリホサードが土壌を通り抜けて地下水を汚染していることが明らかになったからです。2008年にはかなり低い濃度であっても人間の胚、胎盤、へその緒の細胞に死をもたらすことが明らかになり、カナダでは2012年までに全州での芝生や庭での使用禁止となっています。2014年にはスウェーデンやノルウェーがラウンドアップの使用を禁止した。オランダ議会は2015年末でグリホサートの使用禁止を決めており、ロシアも2014年4月、ラウンドアップ耐性遺伝子組み換え食品の輸入を禁止した。アラブ6カ国も使用禁止に踏み切っており、ベトナムなどアジア5カ国やマラウィはグリホサートの輸入禁止を決定。エルサルバドルやチリ、南アフリカ共和国などもラウンドアップの販売を禁止するか禁止に向けて動いています。

というのに日本は一手に引き受けている状況です。しかし、こちらの記述もあります。

アメリカ環境保護庁やWHO内の別機関など世界中の研究機関が「グリホサートの発ガン性を示す証拠は不十分あるいは存在しない」と先の報告を覆し、表示義務もなくしたのだ。

裁判結果を意外、あるいは不満に思う人は多いかもしれない。しかし、判決は専門家の研究に基づいているのだから陰謀論に与くみすべきではあるまい。

細かなリスク評価は難しいのだが、有意の発ガン性自体は否定されたのだ。

引用:PRESIDENT Online>実は発がん性が続々と否定されている…「農薬は危険」と思い込む人が知らない農薬の最新事実より

情報の取捨選択→情報リテラシーが必要ですね。特にテレビやネット上の片方からだけ見ていくのは大変危険です。が、本質としては『エシカル』で考えて僕は除草剤を使うのなら草刈をしてくれる方に1回¥5000円払って年3~4回してもらう方が景観も環境も良いと考えます。

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