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本に学ぶ〜「お金」の向こうに人がいる(3)〜
今週は出張三昧。それは学びの旅。移動中はしっかり読書ができるので本当に学びが多いのです^ ^
では本題。なぜこの本を手にしたか?はvideo news.comにて著者の田内さんと社会学者の宮台さんの対談を聞いて、経済についてもっと知らなきゃなぁと思ったからなのですが、経済を知ることは必ずウチの経営に役立つと確信できたからとも言えます。
これまで経済とは
㋐人間の生活に必要な財貨・サービスを生産・分配・消費する活動。また、それらを通じて形成される社会関係。
㋑金銭のやりくり。
㋒費用や手間のかからないこと。倹約。
(デジタル大辞泉より)
なんとなく辞書でのこんな印象であり、生活の一部であり密接だが、自分達では手が届かないところで決められて乗せられている感覚であった。
しかし『経済とは、人々をより幸せにするための社会システム。』(蓼沼 宏一/経済学研究科教授)や前述の田内さんと宮台さんの対談で、ウチのvalueである『関わるすべての人々の心と身体を豊かにする』のために知っていかなくてはいけないと感じ、読んでいます。
【経済の羅針盤】
誰かの労働が、モノをつくる
モノの効用が、誰かを幸せにする
→「誰が働いて、誰が幸せになるのか」を考えることが重要
経済を考えるとき、この羅針盤さえあれば他に予備知識は必要ない。「お金」に惑わされず、「誰が働いて、誰が幸せになるのか」を考えればいいだけだ。大事なのは、みんなが生きている空間を意識して経済を捉えることだ。
経済と道徳が相入れない水と油のように感じたり、直感的に経済を捉えるのが難しかったりするのは、空間を意識して経済を捉えていないからだ。
(「お金」の向こうには人がいる/田内学)
こう言った考え方は本来小学校から教育として学ぶことが幸せにつながると感じます。イエづくりにおいても「お金」と「幸せ」との関係性があると思います。
「お金」を払う事でモノをつくってもらって、「幸せ」になる
本来この図式から「幸せ」になるとはどんな状態であるか?が定義されていないとモノであるイエは導かれない。その家族で生活環境が異なるから。ライフスタイルとも言える。それに合わせたイエでなくては、支払った「お金」は適切かどうかの基準がなく支払うことにつながる。大抵の場合将来的に失敗したとなる。
なぜなら「幸せ」の定義がされていない場合、今の「幸せ」にしか反映されていないから。将来は今とは絶対に異なる。家族構成も変化するだろうし、身体的にも変化する。趣味や生活環境も変化するだろう。その変化に対応できないイエとなってしまう。
しかし定義を一度しておくと変化を確認しやすい。どこがその時と変化させるかも明確となりやすい。それよりもどう向き合うかが明確になりやすいとも感じる。
『足るを知る』
身分相応に満足することを知るということを意味する。現在の状態は足りているということを知り、それ以上は求めないようにするということを意味する。
(引用:Wikipedia より)
であるのだと考える。それによって「今」より「未来」に良かったと言ってもらえるイエになると考える。だからヒアリング以前に勉強会という位置付けの教育の後にヒアリング〜契約という工務店があるのだ。先に家族の「幸せ」をよく考えて来てもらうとスムーズである。そして立地と敷地と資金によってイエは決まる。最適解を出すために必要な要素なのだ。
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