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楽しく働き続けられる会社とは?
愛社精神をもって働く
前職の部長はよく言っていた。僕は愛社精神という言葉は会社側から言われることがおかしいと思っていて反発していた。会社は結局は個人を大切には思わない。会社は最後は冷徹だと。だから僕は戻る際に決めていた「働く人が幸せになれる組織をつくる」と。たぶん2008年頃。働く人、汗をかく人が報われる業態・業界にしたいと。
その頃僕はサイボウズという会社を知らなかったがもうその頃からそう行った方向へ歩み始めている会社があったのです。サイボウズ焦点から出されている各種書籍やカードなどを買って読み始めたのですが、面白いです。その業種が異なろうともできるところ、マネすべき所はたくさんあるのでドンドンやってみようと思う中に「モチベーション想像メソッド」というものがあります。『楽しく働き続ける』にはどういう思考をすれば良いのか?ということです。
モチベーションが高い状態とは、『やりたい』『やれる』『やるべき』という三つの条件が重なっている、と定義します。逆に、モチベーションが低いのは、この三条件のどれかが成立していないから、と考えます。(中略)
もう少し、この三つの円について説明します。三つの円は常に動いています。『やりたい』のポイントは「変化する」ということです。色々な事を経験するうちに違う分野にも興味がわいて、『やりたい』対象がシフトしていくのはよくあることです。だから、楽しく働こうと思ったら、自問自答を繰り返し、自分の『やりたい』を把握し続ける必要があります。答えは自分の中にしかありません。
『やれる』のポイントは、「拡大可能」だということです。スキルのないうちは『やれる』ことは限られていて、誰かの仕事をマネして同じようにこなすのが精一杯かも知れません。しかし、何度も繰り返しているうちにコツをつかみ、より速く、より上手にできるようになる。自分で新しいアイデアを生み出し、今までとは違うやり方を編み出せるようになるかもしれません。『やれる』を拡大すれば三つの円を重ねやすくなります。(中略)
『やるべき』の難しい所は、周囲からのどの期待にどれだけ応えるか、という選択を迫られることです。(中略)選択をするということは、世の中は完全に思い通りになるわけではないことを受け入れ、その中で自分の意志決定をおこない、その責任を取っていくと言うことです。これをサイボウズ内では「覚悟」と表現しています。自分の意志によって、何かを選択し、その結果を受け入れる覚悟をする、という意味です。(中略)
「覚悟」とは、なんでもかんでも無理して受け入れるということではありません。(中略)『やるべき』仕事の中から「やりたい」と「やれる」の交点を探して、選択する。そして、その選択は、自分の意志によって決めたのだと「覚悟」する。無理難題を言われたときには、ハッキリと断るのが覚悟ある姿勢だと思います。(中略)
仕事を楽しくやり続けている人は、世の中に無限に存在する『やるべき』仕事の中から、覚悟をもって選択している人だと思います。
引用:「会社というモンスターが、僕たちを不幸にしているのかもしれない。」/青野慶久
とても明文化されておりビジュアル化も容易でわかりやすい!『やりたい』『やれる』『やるべき』について意識していれば僕も前職でモチベーション高く続けていたのかもしれない。とは、思えず『やりたい』と『やるべき』の交点が離れたから退職したのだと言える。そしてフェーズ毎で「覚悟」をもって働くことが大切だとも思う。
入社直後(新卒・中途関係なく)は『やりたい』を増やす事。ソレに尽きると考えます。それは色々な仕事を興味持って見ること。自分の目でみて近くで体感することで『やりたい』を増やす。知らずには増えない。その『やりたい』という衝動に駆られて『やれる』を大きくする。『やれる』を増やすにも実践あるのみです。実践して経験して『やれる』を増やす。それと『やれる』人を知る。知らないとマネすることすらできない。すべて自分で一からならば『やれる』量は増えない。量をまず増やして質を高めることで『やれる』は劇的に増えてゆく。そして『やれる』人も増えるので『頼む』もできるようになります。自分で習得せずとも、不得手でも『やれる』が増えるので『頼む』もする。それによって『やるべき』と『やれる』『やりたい』との重なりがめちゃくちゃできてるようになる。
ワーク・ライフ・バランスや働き方改革で一律に残業を減らしましょう、休みをキッチリ取りましょうと言っているが、『やりたい』衝動に駆られている場合の場所提供も企業側にはあると考えていて、『やれる』を増やすであったり、もっと『やりたい』を拡大させるための副業はもちろん有りだと思っているし、自社での残業や勉強のための休暇や残業も有りだと思っている。それが「稼ぎたい」の残業であると違うと思うのでなしです。「稼ぐ」には『やれる』を増やし『頼む』をできるようになることなのです。残業は利益を損ねているので全体的に見た時はマイナスなのです。「今だけ、俺だけ、金だけ」だと。それは会社も続かなくなってしまいます。
「働く人が幸せになれる組織をつくる」
と継ぐことを意識したときに考えた『やりたい』初期衝動にしたがって『やれる』や『頼む』を増やして『やるべき』ことを重ねるという手順で中々厳しい状況なのですが楽しく働き続けています。そして働く人も10年以上が5人(30年ってところ2人)、5年以上が3人と続いているところを鑑みるに楽しく働けていると考えます。だから幸せになれるようにこの「モチベーション想像メソッド」をもちいて自分自身と少し対話を試みてもらおうと思います。
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