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住まいが変わると生活が変わる
自宅を断熱改修して薪ストーブ生活になって習慣が変化した。朝は小一時間早く起きて薪ストーブに火を入れる。
薪ストーブの熱量もあるけど、断熱が良くなってとても居心地が良くなった。更に乾燥があまり気にならなくなった。ずっと鍋とやかんに水を張っているからなのか、気密が少しは良くなったからか、相対湿度はあまり変わらないが、絶対湿度はあがっているように感じる。正月休み中に観察していても平均6g/m3近くある。昨年は5g/m3程度と1g/m3程度であるが体感として乾燥を感じない。そのため居心地が格段によい。
居心地が格段に良くなったため出歩く事が少ない。元々少ない家庭であったがなおさらでない。出ないで薪をくべて温度を保たせる事だったり、焚き付けとするため小割りをしながら過ごす事が良くなる。
正月休みは久々に家族でゲームをするなんて事をした。紛争や能登半島地震、飛行機事故もあって浮かれ気分はない正月であったが、居心地の良くなった我が家に引き篭もりであった。
地震を見て、自宅の居心地を考えるとやはり工務店として「あたりまえ」に被害に遭わないような計画をしなくてはなくいけないと考えさせられる。耐震性能、断熱性能、安全持続性能とウチは基準を設け設計しているが、今回の地震を鑑みると防災計画や地歴を確認して、安定した土地での建築という事も考えなくてはいけない。埋め立て地や崖地については本当に良く考えなくてはいけないのだ。震度6以上であればそれらについてはほぼ対応ができない。数回受けたらという場合を想定した計画ではない点と、地盤の変化はよく判明していない点からである。
だから責任を持って向き合わなくてはいけない。南海トラフや後発地震はもう起こると想定のうえで設計・施工する必要があると認識しなくてはいけない。その時に亡くなるお客さんを絶対に出さない!この先に計画するのであれば絶対に!その気概を持たない建築関係者はやめたほうが良い。建築関係者の矜持として。
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