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ウチについて

共通感覚を得るための共通体験

共通感覚を得るための共通体験

最近ではテレビを見ない、というかテレビのない方も増えてきていて(という我が家も最近はほどんど地上波は見ていない…)同じ話題ということが少なくなってきています。コレは世代間が広がるとより大きくなるもので話題がなく、話が通じないと言うことが往々にしておきます。それは共通の体験をしていないから共通の感覚にならない(同じ感覚でなくとも良いのだが、異なることを想像もできないということ)。共通の感覚がないと説明がとても長く必要となる。説明が長くとなると説明する側も説明を聞く側も億劫になり、説明をしないと言うことにつながり、話をしないとなりがちです。

ウチでは『わザlabunco(ワザラ文庫)』として書籍を買っては社員で共有するという福利厚生があります。その文庫では建築に関するものはもちろんですが、経営に関するもの(財務やマーケティング)やチームビルディング(組織構築)、社会学や脱炭素、エシカルに関するものまであります。更に漫画も!その中でも『鬼滅の刃』は皆で共有しています。アニメも見ています。なぜ共有するかというと棟梁含め上世代には『柱』として立ち振る舞い、次世代には『継ぐ子』としての振る舞いをしてもらいたいからです。その『柱』と『継ぐ子』で理解できるというのは大きな事。更に『鬼』になってしまうよ!という言葉もかなり大きいです。そんな共通体験からの共通認識で話は色々とできるようになります。

ウチでは最年長の棟梁から話題づくりと話すキッカケづくりが得意であると感じます。それは仕事中の雰囲気づくりに大いに役だっており、そう簡単には真似されない部分だと自負している。仕事中は本当に和気あいあいにやる。楽しく仕事をするという事をこんなにもできているのは誇らしい!以前外装リフォームをさせて頂いた際に高校生の娘さんが「本当に楽しそうな仕事場でいいなぁ」と言ってもらったり、キッチン・ダイニングのリフォームをしていた際にお客さんから「いなくなって笑い声聞こえなくなるの寂しいわ」という声をいただいたりして、とても不便をかけていながらもそんな言葉いただけるのは幸せな事であり、ウチの大工さんに感謝だと感じて、会議の際に皆に伝えました。

和気あいあいにできるというのはコミニュケーションが良いという事です。コミニュケーションが良いと組織としても良いことづくめです。上述のような周りの雰囲気をよくする。仕事が円滑に進む。ヌケ・モレが少なくなる事で手戻りが少なくなる。と、総じて生産性は高まる。もっとも効果的な事は『怪我をしなくなる』という事です。コミニュケーションが良い状態であれば「仲間への思いやり」が高まります。怪我は自分が痛いだけでなく、仲間も困ります。仕事量が増えるだけでなく、大きな怪我の場合は仕事ができなくなる場合もあります。そして誰かのせいになってしまう場合もあり得ます。そうなるとコミニュケーションが悪くなりかねません。だからコミニュケーションは大事であり、安全は第一でもあるのです。言い換えると

安全は良好なコミニュケーションから!

とも言えます。そう言った点でも共通体験は大事なのです。

 

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