立ち止まって空を見上げると夕焼けだった。

浦河では今時期18時30分頃が日の入である。そこから約20分刻々と色が変わる。シャッターチャンスを待つ……

そんなひとときってわざわざやらなくてはできません。そう思わずにはできない。多少の余裕があるか、つくるかをしないとできない。そういう意味で立ち止まることも行動。理由があってすることだから。

行動には理由がある。

必ずである。ウチでもこの言葉は何度も出てくる。「なぜ」するのか？の問いは必ずされる。意味があるのでその説明ができないと作業であり、仕事をしているとは言えない。説明ができないとお客さんに納得してもらえない。だから理由を理解する必要があるのです。

では、行動の反対語は……

僕は惰性だと。惰性：静止している物体は外力が働かない限り静止の状態を続け、運動している物体はその速度を持続しようとする性質。今までの習慣や勢い。ずっと続いてきた癖。であるので、理由がなく行動する事であると考えるからです。

惰性でおこなうのは作業であり、作業でおこなったものは「前と同じ」という答えになりがちです。その「前」に説いていた理由を憶えているのかが重要です。３回目くらいで大体忘れてしまうので、惰性はいけないとウチでは説いています（完全に浸透しているかというとまだまだですが……）。

行動の理由を大切にすることは、未来よしでもあります。未来において意味をつなぐ事はカイゼンにつながります。より善くできることであると考えます。惰性は楽です。しかし「今だけ、オレだけ、金だけ」になりがちです。それは未来につながりません。僕たち大人の責務として未来により良くすることを怠ってはいけないと考えます！だから、

行動には理由がある！

コレを忘れないでウチの「あたりまえ」の文化となるように伝え続けているのです。