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ウチの存在理由~浦河でやる理由~
ウチは仕事を受けるのを浦河を主として車で1時間圏内(新ひだか町三石~えりも町)までとしています。それ以上となると経費がかかるため、お客さんに負担をかけてしまうからです。
また浦河で生まれ育った者が多いので地歴(地理歴史)や風土を知っているのが私たちの一番の強みです。その強みを最大限生かしたイエづくりする事がお客さんへの付加価値です。
暑い日に爽やかな風がどちらから吹くのか?
どっちから吹雪くのか?
昔はどんな場所だったのか?
それを知ったうえで設計するかどうかは長く暮らす際にとても重要です。始めに考慮しておかないと解消するには多大な費用と労力を必要とするためです。地球に逆らって生きる事は労力を要する事になります。それはストレスとなります。
私たちは地域の『イエに関する困りごと解決』を生業としています。イエは帰る場所。帰りたくなる場所であるためにはストレスをなくする事が大事であると考えています。
地域と言っても海側と山側で考慮すべき点は異なります。また、隣同士でも周辺環境によって条件は異なります。例えば光の入り方であったり、視界の抜け方。それによって窓の位置は変化します。だから同じイエはひとつもできる訳はないのです。これが家(house=建物)だとあるのかも知れませんが、私たちはイエ(home=帰る場所)をつくっています。
幸せに暮らせるからココ(この地域)は良いところだ。と言えると思います。その一助に私たちは『イエに関する困りごと解決』で貢献していく。イエが住みにくい、ストレスがある状態ではこの地域に住みたくないとなってしまい過疎化、人口減少に拍車がかかってしまいます。
イエづくりはまちのこし
でもあるのです。私たちは良い地域だと感じて今ここで生活しています。次の世代へより良くつなげる。それが地域工務店である私たちの存在意義であると自負しています。
そして僕自身工務店の二代目の息子として生まれ育ちました。先代、先々代がこの地域で工務店として営みをさせていただきました。言いかえると僕はこの地域の方々に育てていただきました。僕は高校進学と共に外へ出ました。しかし戻ってきて「今」三代目として経営させてもらっています。ただ単に工務店の息子だから継いだ訳ではなく、育ててもらったお客さんの「イエに関する困りごと解決」と地域をより善くのこす事、そしてこの地域にある建築文化を次の世代へつなげるためにやっています。『恩を伝える』ためとも言えます。だから浦河町を主としてやることに意味があります。
浦河町から
全ての人の人生を 豊かにする仕事を
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