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学びの旅〜デザインは、こうつくる。

10月6日 秋葉原で行われたサトウ工務店・佐藤高志さんとネイティブディメンションズ・鈴木淳さんのセミナー「トレンドに振り回されない住宅設計戦略 デザインは、こうつくる。」を受講してきました。
佐藤さん・鈴木さんといえば新潟の『住学』の発起人であり初代校長・教頭で新聞や書籍、塾などで様々な点に共感して学びをいただいており、また何度かご一緒させていただいています。
そんなお二人の『デザイン』の概念について。佐藤さんはデザインを「理由のある形」と表し。鈴木さんはデザインを「目的を整えること」と言う。
機能(天候・視界・採光・安全・プライバシー)を満たすことが形になるのであり、希少性や流行ではなく合理性や必然性がデザイン品質を支える。
設計の細部にはすべて理由があるべきという「機能が生み出す造形」の思想を持つ。
デザインに絶対的な正解はなく、何を目指すのかという「デザインの目的」を顧客と共有し、整えることが重要である。最高を目指すのではなく、そのプロジェクトにとっての「最適」を目指すべきである。
小さい家は、全ての要素に理由がないと、ただ狭いだけの空間になってしまう。
(例として、自宅の各空間には多数の設計理由が存在する(キッチン: 9つ、玄関: 7つ、リビング: 12、洗面トイレ: 9つ、2階空間: 8つ)。)
メリットとデメリットは表裏一体であり、顧客と設計者が同じ価値観(どの方向から見るか)を共有することが極めて重要。
標準仕様とは、流行や市場の中央値ではなく、「自分の当たり前」を設定することである。
一般的な標準仕様は市場の真ん中か少し下に設定されがちだが、講演者が提案する標準仕様は「自分が一番やりたいこと」を基準に設定する。
自身の設計思想(一番やりたいこと)を明確に発信し続けることで、それに共感した顧客が集まる。
自分が本当にやりたいことを正確に追求することが、結果的に顧客の利益にもつながる。
ではウチはどうか?
まだ標準仕様に迷いや発明があるように感じる。しかしこの4年でかなり学びと体験をした事で固まってきたとも感じる。やはりこの学びの旅におけるインプットと交流におけるアウトプットの後の追いインプット!そして帰路でのアウトプット。コレが設計思想をより強固にしてくれると感じる。
しっかりとお客さんや未来のお客さんへ明確に発信し続けるという部分もSNSやブログのみならず、ニュースレターなどアナログやYoutubeなど動画なども活用していかねばと思いつつ、できていない。
ブランディングとは約束
あるコンサルの方が言っていて、とても腹落ちして使っていますが、イエづくりにおける約束をもっと発信する必要としっかりとデザインする事がまだまだ必要と感じ、頑張ろう!とスイッチが入った。
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