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馬とマチ〜温暖な気候がそうさせる?

馬がすぐ近くにいる生活は本当に稀有であるという事は、地域の人は「あたりまえ」すぎて忘れている。
「あたりまえ」ではなく誇れるように認識するべきことを教えてくれる。大切にしたい。
神馬建設の2025年夏インターンに参加しました、あみです!
今日は馬の文化が根付いている「マチ」について。🐎
浦河の中心部には市役所や消防署といった公共施設が集まっている場所があります。
そこには埋め立てによって拓かれた土地が広がっています。街の顔としての今まで役割を担ってきました。
また、かつては「三角屋根に」という条例があり、建物の景観を揃えることで整った町並みを意識していたそうです。今はその規制がなくなり自由に建てられるようになりました。だから揃っているところとそうでないところが出てきているのがみてわかるのです。
そんな中で印象的だったのが、通りを照らす街灯です。よく見るとステンドグラスの装飾がほどこされ、デザインには浦河らしく馬のモチーフも描かれています。温かみのあるオレンジの光が夜道を包み込み、この街を歩いていると「心地よく、温かな町」という印象を自然と抱かせてくれます。
そして浦河を語る上で欠かせないのが「馬文化」。馬はかつて戦争に欠かせない存在でした。馬に乗り戦へ向かう時代、この地は馬の飼育に適した気候から多くの馬が育てられてきました。その後は競馬の世界へと発展していった街の一つです。
街にはJRAの施設があり、競走馬の育成や調教が日常的に行われています。驚いたのは、調教師の中にはインドから来ている人も多く、人口の約3%を占めるのだということ。異国の人々が暮らしに溶け込み、馬を通じて地域とつながっている光景はとても印象的でした。さらにその施設の近くの道には「馬優先」の標識があり、車よりも馬が優先されるのです。そんな標識を目にすると、ここがただの地方都市ではなく「馬とともに生きる街」なのだと強く実感します。
どこまでも続く牧場風景の中にたくさんの馬たちを見ることができます。
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