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本からの学び〜任せるコツ/山本渉〜
今日から出張!
『第6回 飯塚豊の工務店設計塾』の1回目は講評および物件見学のため長野へ!
長野は2年前に鹿児島シンケンさんへいった際に最後のさいごまで一緒に見ていたアグリトライの小嶋さんのところを見学させていただきます。新建ハウジングやSNSを通じてステキな設計をされていらっしゃるので楽しみ!
そして出張は移動も学び多き時間。移動中は結構本を読む事ができます。それも結構邪魔されずしっかりと。そこで今回は『任せるコツ/山本渉』を読んだ。出張へ行くという事は仕事をスタッフへおねがいして行く。
昨年より意識して出張している。他者(他社)を知るという事は違いを知るという事。違いは自分や自社の良いところ、強みもしくはできていないところ、弱みを知る事につながる。それは個性とするのか、克服するのかを考えシンカ(進化・深化・新化)のタネとしてきた。
そして仕事をおねがいしてよくわかるのは、僕がいなくても回る。そしておねがいされた方も成長につながる。という事。その体感をより体系的かつ明文化することは組織的に大切であるのでタイトルと表紙ですぐ購入した。
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ビジネスは究極の団体競技/ジャック・ウェルチ(GE(ゼネラル・エレクトリック社) の20世紀最高の経営者と言われた方)の言葉通りで、僕はチームでひとつの目的(vision)へ向かって社会的に寄与すること、もしくは困りごとを解決することであると考える。
チームで動く最大の理由は個人の欠点はチームの欠点にはならない。という事。欠点を受け入れ、お互い補完し合い、チームワークで成果を最大化する。それは一人ひとりでやるよりもずっと大きなチカラとなる。できる事が増える。
そこで重要なのは「つるべの法則」と言っている。前へ出る(出てもらう)ならば、後ろへさがる。任せたのなら任せきるという事。
わかるのだが、難しい。そのためには、コツは聞いて、聞いて、聞く。傾聴力。と言う。だからコミニュケーションが大切。人と場合によっては飲みニケーションも。その際には、三段論法「雑談、冗談、相談」を活用して「相談」を引き出す大切さを言っている。
報連相(下から上だけでなく上から下も!)はもちろん大切だが、丸投げ後のフォローが重要であり、フィードバックと感謝、評価をしっかりと伝えていく事が重要である。それが成長へつながりモチベーションとなるからである。
そして本書で最も面白いと思ったのが『成長ループ「まみむめも」』である。
成長ループ「まみむめも」
任せる:相手の意欲や適正に沿って、適度なチャレンジがある依頼をする。
見守る:任せたら口を挟まない。相手を信じる。
報いる:成果に応じてフィードバックと褒めることを忘れない。
目指す:次のゴールを示し、その魅力を伝える。
目的提示:なぜやるかを明確にする。
この『成長ループ「まみむめも」』を活用して適切な丸投げをしてゆくと『感謝される丸投げ』となる。
チャレンジさせてもらい成長できた。
あの時の失敗が今につながっている。
と言った言葉をもらえる。そんな成長において重視すべき視点として『自分のコピーとして育てない』とあった。個性は皆違うが強みの活かし方で自分のある部分を継いでもらうだけで、全てとなると全く一緒な人間はいないので絶対劣化した形となる。だから面で(複数で)育てる。
全くもって一緒の意見!強みの集合体にする事で個性となり、属人的になってしまうと言うが、その能力事に割り振りをする事が大切であると考える。だからあなたが適任であると言える状態。そんなチームづくりをしていこうとやってきた。更にシンカできる。善き学びを得ました!
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