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学びの旅〜鹿児島・シンケン(1)〜
新建ハウジングの「SAREX工務店経営鍛錬塾」も今回の鹿児島・シンケンさんの物件見学とリアルでの講義で最後となった。もしも荒天で飛べない事も想定し、かつ直行の便数も多い福岡に前泊して新幹線で鹿児島へ。
2年前の2022年に訪れてとても衝撃を受けた。僕の建築に対する考え方を一変させてもらったのが「若手工務店経営塾」であった。その塾の最終講義として初めて他社の物件を見せてもらって体感することで感激した。考え方ややっている事、住んでいる人の言葉…もうこんなイエに住みたい!というのと「名残り惜しい」という感覚。まだまだ体感していたいというのはとても貴重な体験だった。
今回はシンケンの家が立ち並ぶところや2年前に見たSTUDY HOUSE 55と88や2棟のSTUDY HOUSE、そしてスタッフ宅と多くの物件を見れるのでできるだけ多くの事を持って帰る事ができるようにとレポートを綴る。
まずは立ち並ぶシンケンの家(築23年、築11年、築7年、築5年、築2年などバラバラ)を見てオーナー宅と完成直後の物件を内覧させてもらった。七社(ななやしろ)village。
オーナー宅はこんな感じ
手前にはカーポートとハナレがあり、「暮らし」を楽しんでいるのが伝わってくる。オーナーさんは元々はまちに住んでいたが、「暮らし」「子育て」を考えて時にここへ移る事を決めたという。この決めさせる説得力が強いと感じる。ウチが伸ばさなくてはいけないところである。それは建築によるところでは、圧倒的に設計力。デザイン力よりも先に設計力。暮らしと太陽に寄り添った形でありつつ、外観の調和と魅せ方。営業の方が言っていた「どう見えるか」にこだわること。突き詰める事がまだまだ始めたばかりで未熟。そして、住んでいるオーナーの声。お客さんへも価値観が浸透しているからできるのか…ナーチャリングといったところか…
そしてvillage全体を散策。こんな感じ
やはり設計力。隣同士でも、結構バラバラな感じでもシンケンであり、敷地を有意義に使いこなせるつくりとなっている。この感覚を養うためには身体的に身につけなきゃいけないのかしら?僕の思考回路的にはこうやって少し頭の中で一旦おくことで整理され、アウトプットする事で定着させるという感じ。整理の時間とアウトプットまでの時間が適切なところがどれくらいかがこの「工務店経営鍛錬塾」を通じて2日〜5日とわかってきた。だから帰路がとても大切。その時間はとても有意義。
身体的にはつくる側が体感しなくてはいけないのだと思う。それは次回(もしくは次々回かも)に。
浦河町から
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