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強い企業とは?~経理もしくは会計ではなく財務が大切~
「建設業のコロナ破たんリウ計941件に 東京商工リサーチ調べ」(新建ハウジング 12月4日)の記事を受けて本日のブログを……
ウチ(神馬建設)もいつ倒れるかわからない。と数字を見ると思われても仕方がない試算表となっております。事業承継前より数字を見なければいけないと書籍やネットなどを読み漁り、自社試算表とにらめっこしてみても良くはわからなかった。だから良くはならなかったのですが、昨年と今年に日高信用金庫(信金)さんの経営者セミナーにて財務を勉強させていただいてとても視点が変わりやるべき事が明確になりました。
売上を上げれば良いと思っていた。職人が増えてマッチしてゆけば良いと思っていた。そうではないのだ。事業承継してすぐに陥った。その直後にセミナーを受けて昨年少し改善。しかしまたヒト不足問題。根本解決は採用である。だが採用は銀行からしてみれば固定費が増大するとの見解もある。固定費が増えると売上を上げなくてはいけない。しかし、生産効率が良くないと利益は落ちる。やってもやってもプラスにならない。そう陥らないように仕組み化を進めている。どうチカラを発揮できるようにするか。皆がチカラをすぐに発揮できる仕組みを整える。また、続けていけられるような組織風土を醸成しようとしている。入ってもすぐ辞めざるを得ない組織では疲弊しか生まないからだ。
この地域においては本当に職人がみるみる減っていっている。その減った分仕事を余している。『ひとづくり』をしてこなかった結果なのである。ひとは一人で生きられない。誰かに頼って生きている。だから頼られるように自己研鑽をして強みを生かした仕事をしていくことが大切である。自身の強みを見つける事が30代。その強みを研鑽するのが40代な気がする。20代はやりたいことをしてやれることを見つける。10代はやりたいことを見つける。と今の僕は考える。『ひとづくり』をするには財務体制を改善しなければ難しい面が多々ある。だから今は両輪を回している。採用と財務改善。
経理:1 会計・給与に関する事務。また、それを処理すること。2 治めととのえること。
会計:1 代金の支払い。勘定。 2 金銭の収支や物品・不動産の増減など財産の変動、または損益の発生を貨幣単位によって記録・計算・整理し、管理および報告する行為。また、これに関する制度。
財務:財政に関する事務。
(デジタル大辞泉より)
これではイマイチです。財務の関連の書籍やネットでの情報からとてもわかりやすくいうと
・経理部は日々のお金の管理をする
・財務部は未来のお金の管理をする
計画とその検証が大切です。経営者として財務を担い、その財務計画と経営計画が連動して動くように『ひとづくり』をしていかねばなりません。永続企業となるために。それは地域の生活を守るためです。私たち建築にたずさわるものは生活に密着しています。だから続けていく事がなによりも大切です。永くイエ守りをしていく。それはこの地域においては大切なこと。掲げているところも少ない。だからウチはつづけられるように組織化をしています。強くしなやかな組織とするために。VUCAの時代だからこそ多様性を包含した組織。そんなチームをつくっています。
一緒にイエづくりするひとづくりしませんか?
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