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向かう方向を示す。どうやっていくかも!
今年の新建ハウジングの塾は『SAREX 工務店経営鍛錬塾』ということもあり、鍛錬をする場が多い。鍛錬とは厳しい訓練や修養を積んで、技芸や心身を強く鍛えること(デジタル大辞泉より)と、あります。今回の訪問でも各物件毎に3つの良かった点、3つの自分ならこうするという点と質問を書くこととなっており、移動時間15分から20分程度で一気に書き出し次の物件を見るというものでした。
コレは日本一の工務店といわれる鹿児島のシンケンさんでおこなわれているミケランのような形です。ミケランとは自社で竣工後、引き渡し前に社内で検査・検定をするのですが、その際に次にはこうするや僕なら、私ならこうするという意見を出し合い、その意見がよく、もしできるならば手直しをするというもの。できない場合(構造的や大規模となってしまうもの)については次回以降の設計に反映させるというもの。社内での研鑽をしまくる!ということを続けるからできるものが異なるし、変化し続けるのだと考えます。
その変化をさせる!というのはとても難しいというか他人にはムリです。自分が変化しようと行動しなければ変わりません。マザーテレサの言葉でとても感銘を受けたものがあります。
思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
思考から始まり、言葉~行動~習慣~正確~運命へとつながる。より善い生き方をしたいのであれば思考をめぐらせることであるのです。その思考の方向性がてんでバラバラであるとチームとしては成り立たないので、「社長の考え方を何回も言う。」と、シンケンの迫社長は良く言います。昨年シンケンさんにうかがってこの塾を通じてリアルでは4回ですが、毎回のように聞きます。必ずその時に言うのが「僕は頭が悪いから何回も言う。わからないから。頭の良い社長さんは1回言ったらわかっちゃうでしょ。だから何回も言わなんよね。」と。あぁ何回も言うことが大切だなと、昨年聞いてから毎月資料を作成して渡して、社員が集まる会議で話します。同じようなことも繰り返して。少し角度を変えて。話をしています。
いままでは組織ではありませんでした。それを組織化に取り組んでいます。永続的な企業としたいから。なぜならこの地域をより善くつなぐため。この地域は良い地域だからです。その地域をつなぐためには環境が良くなきゃいけません。自然環境もですが住環境。『ふだんをいちばんの幸福にする』というのはシンケンさんですが、そうならなきゃ「つなごう!」と思う次があらわれない。次へ渡すにも善き状態でなくてはいけない!私たち建築業はその担い手です。「すまう」に密接に関係しています。
永続的にするために組織化する。組織に方向性をつける、決定するのは経営者です。向かう先を指し示すことが最も大切な役割です。その向かう先へどうやって行くかがより大切です。向かう先は果てしないと思います。その方法は千差万別。その時々で変化が必要であると考えています。その変化も踏まえて自分の考えを伝えてゆく。面倒でも何度でも。視点を変えて。言い方を変えて。そうすると「おもいがけず」刺さる人が出てくる。そんな人とは一緒に向かっていきたい。長く一緒に歩んできた人の中には、離れてしまう人もいるかもしれない。それも仕方がないと思えるくらいに伝えることが大切である。自分の人生だから。それぞれの人生だから。『自分らしく生きる』ことがそれぞれの人生にとって一番だと考えます。
このブログでも同じことを話しています。それは刺さる方へ向けてです。方向性は僕の感性から。それが僕であるので。刺さるのであれば共通の感性があるのだと思う。価値観でもあると考える。そのような共通項と判断基準からであればこの地域やこの業種はとても魅力的だと感じます。5つくらいからだがわけれるならやりたい事だらけです。それはこの地域に根ざしているから生まれる発想であったり、他社や他地域の受け売りをアジャストさせてであったり。
課題先進地域であるからこそできることは沢山ある!
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