11月18日から11月20日未明にかけて強風が吹き荒れた浦河。瞬間最大風速27.9m/s、3時間平均13m/sを記録しています。そんな風が吹くとどこかしら不具合が出る場合が多く見られます。今回は工場の壁が剥がれました。

本当に人手不足により仕事がパンパンな状態ですが、突発的な案件で緊急性の高い状態であれば対応します。判断基準としては①被害状況が広がる恐れがある。②第三者への被害の恐れがある。③他社とのつながりがない（困った時はウチへ連絡をくれる）。この3つで考えて対処します。ウチではエシカルを提唱しています。五方良しです。だから今だけを考えず、未来も考えて総合的に判断して対応します。

ウチはこの地域で生かされています。育てられています。地域を守る。より善く次の世代につなぐために事業をしています。だからこのような仕事はしてゆかなくてはいけない。と考えています。採算があわないから受けない。や、単に忙しいから受けない。は、理にかなっていない。少なくとも五方良しではない。

今回はまずは応急処置をしました。この応急処置にも「なぜ」このような処置としたか理由があります。まず被害拡大を防ぐことが優先されます。今回においては風が壁内に入ることで劣化した下地とビスが破損して壁が取れています。だからまず風が入らないようにすることが先決です。更に下地とビスが劣化している要因があります。上部を見ると折板が孔あいています。またその下の下地が外れているところを見るとそこから雨水が入って腐食をおこしていると考えます。ゆえにその上部の孔を塞ぐことをしました。下地の腐食があるので下地の補強も必要です。

一旦は飛散や被害防止をしたうえで本工事とします。が、このような災害であれば保険対象となります。今回は強風による飛散でした。その他でも豪雨や地震による災害もあります。だからなにかあれば保険という事を考えてみてください。折角掛けているので。

今回は応急対策についてでした。