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音楽からの学び〜BRAHMAN〜
僕は2011年3月11日以前はほとんど聴いていなかった。
彼らは震災5日後の3月16日にチャリティTシャツの販売を開始。3月17日から3日間は福島県いわき市や茨城県北茨城市へ向けた、米や紙オムツ、粉ミルクなど支援物資を募集・運搬した。
3月27日、キャンセルが相次いでいた水戸市のライブハウスで、BRAHMANは「幡ヶ谷再生大学」と称したライブを敢行した。TOSHI-LOWは当時、自粛ムードに戸惑う観客にこんな言葉を投げかけている。
俺が今正しいと思ってんのは、人間として気高く生きる道を選択するっていうこと。ただ、それだけ。BRAHMAN始めます。
「大事なのは、喜んでもらうことを拒否して、陰に隠れてありがとうも言わせないことじゃない。ありがとうって本当の笑顔でニコってされることをやっていくこと。やらない人のたわごとなんか、初めの半年くらいでケリをつけた」
胡散臭く見えていた。重ねる過去
心ない発言をした人たちの気持ちもわかるという。自分も、かつてそう思っていたから。
「自分にできねえことは、人に頼めばいい」
思いを言葉にすることが大切だと考えたTOSHI-LOWは、支援と時を同じくして、ライブでMCをするようになった。
MCでは観客を鼓舞するときもあれば、悲しみや怒りをぶつけることもある。自らが進みたい方向を確認しているようにも見える。
2018年2月9日、初の日本武道館公演。『今夜』を歌う前、観客に話した。
あの日から教わったの。自分にできねえことは、人に頼めばいいんだって。俺より背の高いやつに棚から取ってもらうみたいに。俺より重いやつに支えてもらうみたいに。俺より真面目なやつに計算してもらうみたいに。俺より優しいやつに世話焼いてもらうみたいに。
そうやって、頼めばいいんだ。そして、その代わり俺も引き受ければ良いんだ。足の動かないあいつのために泥を掻こう。車椅子のあいつのために遠くに行こう。目の見えねえあいつのために俺が見てやろう。
そうだ、そうやって頼めばいいんだ。俺はそうやって頼むことを知った。それは俺の中では逃げじゃねえ。挑戦だ。
ここまではあるブログからそのまま拝借しました。僕はボーカルであるTOSHI-LOWの言葉がとても好きだ。彼が紡ぐ言葉。その間が会場をシーンとさせる。とても曲は激しいのだがそのMCでは静寂が訪れる。それにより言葉が染み入る。
そして何より言動一致して続けていることに尊敬する。チームビルディングやイエづくりにおいても大切である。それはブランディングである。そこが体現されていると写る。そんな風になっていきたいと考える。
巡り会えた奇跡といずれ逝ってしまう無常に気づかないで何のために友の屍を越えてきたんだよ
賢い者は教えずに さらに賢い者は想像力を掻き立てずに何のために先人の知恵を受け継いできたんだよ
優しさとは目を閉じる事ではなく目を見開く事とも知らずに
誰のための人生の物語が続いていくんだよ
CLUSTER BLASTER/BRAHMAN feat.ILL-BOSSTINO
色々ある中から自分の年齢などを考えるとすべき事はこうだよなぁと聞くといつも思う。同じ世代だから気付きをもらえる。今後も聴き続けるだろう。
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