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イエづくりは住まう事のお手伝い
ウチでは家(house=建物)ではなくイエ(home=帰る場所)と定義しています。
イエは生活の基盤です。イエで整えて社会という荒野で生活をしてゆかねばいけません。どこかで休息をしなければ続けるのは困難です。
イエづくりに重要な事は温熱環境であったり、耐震性能などのスペックや動線や配置などの使い勝手、さらには光や景色なども含めたデザインなど多岐に渡ります。それぞれが大切でその感覚は人それぞれ。
そこを汲み取って設計していくところが設計士のチカラ。設計に基づいて形にしてゆくところが大工を主とした職人のチカラ。設計と職人の間を埋めてスムーズに進めるのが現場監督のチカラ。
イエづくりは色々な人がたずさわってつくられます。そのつくられる場所は建て替えを除いては元は何もない場所です。その場所にいきなり入り込んで来て(事前に挨拶は行きます!)トントン、ウィーンウィーンと日中音がして車が毎日やってくる。それまでの日常を破る事が始まります。4ヶ月〜6ヶ月工事をした後、住まうようになります。
お客さんが住まうまでの工事期間中にココに人がいる事が「あたりまえ」となって、スムーズに住まうことができるようにする事もイエづくりの大切な役割です。それがチームとしてのチカラ。それぞれがお客さんを意識してあたる事で実施できる事です。周囲には目と耳があります。そしてその見聞きした事は周囲で共有されます。建てる時に不満があり印象がマイナスから始まっては住まうのには大変です。
地域に根ざした工務店としてはできない事です。そのような話は簡単には消えないからです。地域でやっていくには信用を得続ける必要があります。しかし外部からは異なります。エリアが広大である会社であれば他エリアへ移れば良いからです。年に数本あれば良い地域ではあまり考えていないように見受けられます。チームとしてはバラバラな点にあります。
チームとならない理由は「顔が見えない関係」である事です。イエづくりはお客さんの住まいづくりという一点にそれぞれのチカラを結集して取り組みます。が、お客さんの「顔が見えない関係」である事が思いやりに欠けることへとつながります。更にはチーム内も「顔が見えない関係」だったりします。毎回バラバラのメンバーであると次の工程への思いやりすらなくなります。そうなっていくとチカラを結集どころかチカラを発揮すらできなくなります。
ウチではチームとしてのチカラを発揮するために極力同じ職人達のチームとしています。更にお客さんと会う機会として神事を行います。棟上げ式においてはウチのスタッフ総出で参加します。喜ぶ顔を想像できる事は思いやりをより深めます。それが見えないところまでキッチリと施工する心を育むのだと感じます。更に安全な工事をする事へともつながります。住まうところで怪我はできないと「顔の見える関係」となると更に強く思います。
イエづくりは住まうことのお手伝い
作品づくりではありません。そしてつくって終わりでもありません。一緒にこの地域に住まうことです。
一緒にイエづくりしませんか?
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