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完成後15ヶ月経過
自然素材にこだわった愛馬を見守るイエ
浦河町・T様邸
難航したイエづくり
浦河町内には「走る芸術品」とも呼ばれる美しい馬たちのいる牧場が数多く点在します。その中の牧場の一つ、その一角に、牧場を営むTさんご夫妻の住まいがあります。
T様邸が完成したのは2022年9月。3人家族のお住まいです。
イエづくりのいきさつ。地元業者だからこそ
Tさんご夫婦がイエを建てようと考え始めたのは、ご結婚された翌年の2014年。
敷地内の農地の宅地転用がとても大変で、時間がかかってしまいました。イエづくりの計画は進めていたのですが、農地転用問題とコロナ禍が重なり、一度イエづくりはストップしてしまったそうです。
しかし、牧場としての業績が好調に、そして土地の農地転用も可能となった2022年、ようやくイエを建てる絶好の機会が巡ってきました。
神馬建設の社長の奥様とT様の奥様は趣味の繋がりで見知った間柄でした。Tさんも「昔から浦河にある会社でありながら、世代交代をはじめ、新しいことに意欲的に取り組んでいたので」と依頼することに。様々な理由がありましたが「名前に”馬”がついているのが縁起が良い!」とも思ったそうです。
急ピッチで打ち合わせを重ねて、実際に施工が始まったのは2022年5月の中旬でした。
馬の出産時期と重なり、いつお産が始まるか分からない時期だったそうですが、地元工務店の神馬建設だったおかげで、手が空いた時間やオンラインでこまめに打ち合わせをすることで、きちんとこだわりも伝えられたイエづくりになったそうです。
愛馬と自然素材にこだわったイエづくり
イエづくりで最も重視したのは、「外にいる馬の様子がイエの中から見て分かること」でした。
そのため、窓は馬の様子が見える位置に配置されています。
朝起きたらすぐに窓を開けて馬の位置や異常がないかを確認することが日課だと話すTさんのイエのリビングダイニングの窓からは、馬のいる牧草地がはっきりと見渡せます。
イエづくりでもう一つ大切にしたことは、アレルギー体質の家族のために自然素材をふんだんに使用したイエにしたい、また、自然豊かな風景に馴染むよう木のイエにしたいという想いでした。そこで、壁には伊達産のホタテ漆喰の塗り壁、床にはカラマツをメインに使用しました。
設備選びも大切に
暖房には薪ストーブを採用しました。これから先、長く使うものなので、なるべく丈夫で壊れづらいヨツール社製の薪ストーブを選びました。
ストーブで使用する薪は近隣の山から譲ってもらえるそうで、昨今、電気代高騰が話題になっていますが、T邸は冬の暖房費が格安で済んだそうです!
また、2人同時にキッチンに立つことが多いというT様家族。
コンロが背面にある、アイランド型のキッチンを選びました。スペースが広く使えるので、作業を同時に行うことができるので、家事が捗るとのこと。息子さんがお手伝いしてくれる頻度も増えたそうです。
自給自足の暮らしへの第一歩
新居に住み始めて、早くも1年以上が経過しましたが、実際に住んでみて住心地はいかがでしょうか?
「私たちの気持ちに寄り添ってくださったおかげで、プランが実現でき、身体にも優しいイエを建てることができました。私たち家族にとっては完璧な造りで、とても満足しています」(奥様)「本当にくつろげるイエです。起きてすぐに馬の様子が見られるのもいいです」(Tさん)とお話してくださいました。
自然の中に建つイエなので、自然とともに経年変化を楽しむため、外壁は無塗装にしたとのこと。「神馬建設さんと一緒にメンテナンスしつつ、このイエをもっと良くしていきたい」とお話してくださいました。
奥様が憧れていた自給自足の暮らしへの第一歩で家庭菜園も始められたTさん一家。
イエでくつろいでいる時も、常に視界に愛馬が入ってくる。人と馬の距離も縮めてくれる暮らしがこのイエで実現しました。
Gallery
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- 商売柄、ゲンを担ぐので一年中飾っているというしめ縄。無病息災などを願う伊勢のしめ縄だそうです。
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- リビングには窓が多く、天井は吹き抜けになっているので、開放感があります。小学生の息子さんもお部屋は2階にあるそうですが、開放的なリビングで過ごすことの方が多いそうです。
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- こちらの神棚の外枠も造作で作成してもらったそうです。
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- スペースを抑え、コンパクトに暮らしたいという要望から、食器棚やベンチ、趣味のレコード棚などは大工さんに造作してもらったそうです。
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