浦河町での1週間を終え、私はいつもの日常生活へと戻りました。
「まさご」で出会い、共に濃密な時間を過ごした仲間たちは、住んでいる場所も大学もバラバラです。頻繁に直接会って遊ぶことは難しくなりましたが、私たちの関係はインターンが終わった後も、とても心地よい形で続いています。
滞在中の思い出を残そうと、私たちはインターン期間中から「1Sec(セットログ)」という動画記録アプリを使い始めました。数秒の動画で「今」を残せるアプリで、こまめに日記を書くよりも今を楽しみたい私にとって、日々の出来事を気軽に記録できるぴったりのツールでした。
けれど、このアプリの本当の面白さに気づいたのは、浦河を離れてからのことでした。
一足先に帰路についた私と友人、そしてもうしばらく現地に残った仲間。住む場所も過ごす時間も離ればなれになりましたが、私たちのインターングループでは今もアプリでの交流が続いています。
「今、ここにいるよ」「バイトが終わった!」「今日はこんな気持ち」――
決まったルールも義務もなく、思いついた時にふと日常の一コマを投稿する。それに対して「お疲れ様!」「それいいね」と何気ないコメントを交わす。
互いに無理をして連絡を取り合うのではなく、お互いのペースを尊重しながら「ちょうどいい距離感」で繋がり合っている。その軽やかで温かい繋がりは、いつしか私の日常に小さな彩りと、深い心理的な安心感を与えてくれていました。
「たまたま使い始めたアプリ」×「神馬建設のインターンシップ」
この意外な掛け合わせが、インターンが終わった後の私の日常まで、こんなにもワクワクするものに変えてくれるなんて思いもしませんでした。
大きな環境の変化や特別なイベントがなくても、視点を少し変えたり、新しい繋がりを取り入れたりするだけで、いつもの日常はほんのり輝き始めます。
浦河での出会いと、その後に続く温かい繋がりを通して、私は「日々の暮らしを少しだけ楽しく、輝かせること」の素晴らしさを知りました。そしていつか私も、誰かの日常にそんな小さな「キラキラ」や楽しさを届けられる存在になりたい。
そして、イノベーションと呼ばれる言葉が行き交う世の中で、大きな新しい発見や掛け合わせよりも、小さな掛け合わせでちょっと楽しくなれることの方が簡単だし、喜びが大きいことを知りました。
インターン後のちょっとだけ深い気づきでした。