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そらのブログ③暮らし方から考えられたイエづくり

そらのブログ③暮らし方から考えられたイエづくり

こんにちは、神馬建設さんのインターンに参加させていただいたそらです!
今回は大学で学んでいることもちょこっと交えて、「イエ」づくりについて書きました!

北海道浦河町でのインターン中、神馬さんに町を案内していただき、家づくりについて考える機会があった。普段、家について考えるとき、私が気にするのは間取りや広さ、家具の配置など、目に見える部分が多い。しかし、実際に町の中にある住宅を見ながら話を聞くことで、家は単に生活するための建物ではなく、住む人の暮らし方や周囲の環境とも深く関わっているのだと感じた。

家の印象は、周囲の景色や窓の位置で変わる

案内していただく中では、神馬建設が手がけた住宅だけでなく、町の中にあるさまざまな家を見ることができた。その中で印象に残ったのは、家そのもののデザインだけでなく、周囲の景色などとの関係によって、家の印象や暮らしやすさも変わるということだった。

例えば、大きな窓がある家は、外から見ると開放的で明るい印象を受ける。しかし、窓が道路に面している場合、外からの視線が気になり、結局カーテンを閉めて過ごすことも考えられる。

窓が大きければ、それだけで明るく快適な家になるわけではない。どこに窓を設けるのか、外からどのように見えるのか、周囲に何があるのかといったことも、実際の暮らしに影響するのだと気づいた。

私はこれまで、家のデザインについて、見た目のおしゃれさや自分の好みに合っているかという視点で考えることが多かった。しかし、今回の見学を通して、建物単体の美しさだけでなく、その家が建つ場所や周囲の風景との調和も大切なのだと思った。

どれだけ素敵な家でも、周囲の環境や住む人の生活に合っていなければ、必ずしも心地よい住まいになるとは限らない。

暮らしが変われば、家に求めるものも変わる

また、家は建てたときの状態のまま、ずっと同じように使われるわけではない。住む人の年齢や家族構成、生活スタイルが変われば、家に求めるものも変わっていく。

例えば、家族が増えたときと、子どもが独立した後では、必要な部屋の数や使い方も異なるはずだ。今の暮らしに合っていることだけでなく、将来の変化にも対応できる住まいであることは、長く暮らしていくうえで重要なのではないかと考えた。

北欧を学ぶ私が、住まいで見落としていた視点

私は大学で北欧について学んでいる。北欧というと、家具やインテリア、シンプルでおしゃれな住宅などを思い浮かべることがある。私自身も、北欧の暮らしや住環境について考えるとき、デザインの面に目を向けがちだった。

しかし、今回の住宅見学を通して、住まいについて考えることは、見た目の好みだけではなく、自然や周囲の環境とどのように関わりながら生活するかを考えることでもあるのだと感じた。

自然光と窓、そして浦河町らしい家

特に、自然光の取り入れ方についても考えた。

北欧では、冬の日照時間が短い地域もあることから、自然光の取り入れ方や照明の工夫が暮らしの中で大切にされている。窓から入る光は、部屋の明るさだけでなく、そこで過ごす時間の感じ方にも関係していると思う。

外の景色が見えることや、自然の光を感じられることは、毎日の暮らしの中で小さな心地よさにつながるかもしれない。一方で、窓の位置によっては外からの視線が気になり、せっかくの窓を活用できない場合もある。自然を感じられる住まいにするためには、ただ窓を大きくするのではなく、住む人のプライバシーや周囲の環境も考える必要があるのだと思った。

また、飼育している馬の様子が見えるようにと、牧場が見える向きに家を建て、窓を付けている家があった。とても浦河町らしさを感じて、そして家主の馬想いな部分を想像することができて印象に残っている。

もちろん、北欧と浦河町では気候や住宅事情、生活環境が異なるため、同じ考え方をそのまま当てはめられるわけではない。それでも、どのような環境の中で、どのように暮らすのかという視点は、地域が違っても共通して大切なものだと感じる。

大学で学んでいることを、教室の中だけで理解するのではなく、実際の地域や住宅を見ることで、自分の生活とも結びつけて考えることができた。

毎日を過ごす場所として、家を考える

今回の見学で、家づくりに対する考え方が大きく変わったというよりも、これまであまり意識していなかった視点に気づくことができた。家を選ぶとき、間取りや設備、デザインだけで判断するのではなく、周囲の景色や光の入り方、プライバシー、そして将来の暮らしまで想像することが大切なのだと思う。

家は、外から眺めるためだけのものではなく、毎日を過ごす場所である。だからこそ、見た目の良さだけでなく、そこで生活する人が自然体で過ごせることが重要なのではないだろうか。浦河町での住宅見学は、家という身近な存在を通して、暮らしや環境について改めて考えるきっかけになった。

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