いらっしゃい!
この夏、インターン生として浦河町に飛んできた、宅老にはできるだけならないつもりでいるたくろうです!
今回は、神馬さんの考え方を含めて、神馬建設さんについて書きたいと思います。
神馬建設さんは、家を建物としてではなく、イエ=帰る場所として定義しています。僕もそう思います。
現在、日本では空き家問題が深刻です。それなのに、新築の戸建て住宅を建て続けている会社は多い。これは、建設会社、特にハウスメーカーが家を「製品」として見ていることが原因ではないかと僕は考えます。
とはいえ、僕自身は設計が好きで、一から住宅を設計する楽しさがあるので、新築のイエはつくりたいんですよ。リフォームは元々ある家をベースに考えるため、新築に比べるとできることが狭まってしまうのが少し悲しいです。でも空き家問題は深刻なので、そんなことを言ってはいられませんがね!
話が脱線しましたが、家は「イエ」としてつくっていくべきだと、僕も考えます。
また、神馬建設さんは大きな会社ではないからこそ、お客さんの声を聞き、寄り添いながら施工できるのだということも感じ取れました。
神馬さんは、イエは今住んでいる人、住もうとしている人だけを考えて設計するのではなく、未来のことも考えたほうがよいと話してくれました。
人は変わり続ける生き物で、一切変わらないことはないと僕も思っています。たとえば、今は二人で住もうとしていても、将来はそれぞれの親世代が越してくるかもしれません。そのときにスペースが足りなければ困ります。子どもが生まれて、子ども部屋が必要になるかもしれません。そこで住み替えて離れてしまっては、意味がないですよね。だからこそ、永く住んでもらえるように工夫することが大切だと思います。
僕は夏休みを利用して建築コンペに取り組んでいました。このお話を聞いてからは、未来を想像しながら設計することを意識して取り組めました。そのおかげで、よりよいものができた気がします。
スクラップ&ビルドがよしとされないこのご時世だからこそ、新しく建てるにしても、永く住み続けられるイエが必要で、必須だなと感じました。
田舎の家では、自然とどうつなげるかが重要だということも、神馬さんから教わりました。
実際に事例を見せてもらったのですが、そのイエは派手な色にもかかわらず、神馬さんに「これです」と言われるまで、周りの自然を含めた風景にうまく溶け込んでいて、浮いている感じがまったくしなかったのが印象的でした。
どうすればそう設計できるのか、正直まだ僕には理解できませんでした。それでも、自然とうまくつなげることで、外観を損なわず、異様な雰囲気を漂わせないようにできるということは知ることができました。
神馬建設さんは、お客さんだけでなく、従業員のことも考えていらっしゃいました。
多様な働き方を提示して、一人ひとりに合った働き方を見つけられるようにする。従業員にとっても「もう一つのイエ」となるような会社づくりをされています。
大工などの技術者が減っていく中、こうした対応をしてくださる会社は、建設業を目指す人や興味がある人にとって、一歩を踏み出すハードルを下げてくれる存在だと感じました。
地域工務店は、その地域に密着しているからこそ、地域らしさを生み出し、形づくり、受け継いでいけるのだと感じました。
自分勝手な建築物を建てているだけではいけません。建てる前に周辺環境から最適なかたちを探し、そのうえでお客さんにも寄り添う。それは地域工務店の良さだと思います。
あれこれ書いてきましたが、「価値観が合うお客さんとしかやっていかない」という一貫した考えは、すごいとしか言いようがありませんでした。確かにその通りなんですが、実務経験のない僕は断れる気がしません。だから単純に「すごいな」と思いました。
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