ウチは日高報知新聞と北海道新聞を購読している。先日北海道新聞の読者の声に11歳が寄稿していた。しかも「信号機に音響案内をつけて」という内容であった。素晴らしい内容で読めてよかった。

アナログではこのように『おもいがけず』目に入ってくることがある。デジタルでは難しい。どうしても「検索」していかなくては当たらない。動画で『おもいがけず』という時もなくはないのだが、基本AIによるそれまでの履歴から予測されたものであるので「想定外」にはそれほど当たらない。また、なんとなくでたどり着けない。だから本を買う。タブレットで電子で読めるけど、どこかに書いてあったというキーワードやフレーズを見つけるのはやはりアナログの方がとても探しやすい。ネイティブな世代には上手く記憶とつなげる事ができるのかもしれないのだが、僕は本の表紙や本のこの辺りをザックリ思い出して、ペラペラめくって見つけ出すということがよくある。ドンドン増えてきた。笑

『おもいがけず』は特に新聞や雑誌から得ていたと思う。色々な分野が書かれているので隅々まで目を通していくと興味を引くものに当たる。それは広くすることだけでなく、深くすること、新しい視点など進化を促してくれる。

イエづくりにおいても雑多なことを知っておく事は大切。ヒアリングの時に全く知識がない状態では生活を想像できない。生活を想像して「今」だけでなく「将来」においても喜んでもらえるように可変性も含めた提案をする事を信条としているので、大切です。

わからないものについてはある程度の知識を入れて聞いていくようにしている。その質問力も大切。だからそのような知識にも広く知らなくてはいけない。

建築って大変なんです。ホント……しかしとても楽しい！

一緒にイエづくりしませんか？