毎年年末年始の休みに宿題と称してアンケートをお願いしている。それは5～10個くらいの質問で記述式。言い方を変えながら必ず聞いているのは、

・将来どう在りたいか？

・なぜここで働くのか？

・会社に求めること

この三つを入れている。それは『自分らしく生きるため』である。

そのためにはまずは理想が必要だと考える。こう在りたいという姿、ビジョンがあるとそれの実現に向かう事に関しての努力は苦痛ではないものであるから。苦痛を感じる事は自分らしい状態とは思えない。

そして『自分らしく生きる』ためにはお金も必要である。だから働く。しかし働く理由としてウチでなくても良いのに「わざわざ」ウチで働く理由を聞く。それはウチの価値だと思う。その価値を総合して増幅する事が僕の仕事でもあると感じる。その価値を伝えることが採用においては大きな強みとなる。採用をしていかなくては持続的ではない。それはスタッフのビジョン達成を応援する事につながらなくなってしまう。

そして『自分らしく生きるため』に会社を利用して欲しいという意味を込めた問いとしている。僕自身の考えとして『自分らしく生きる』ために会社を使う事は「あたりまえ」と考える。それは労働に要する時間が家族と共に過ごす時間よりも多いから。拘束時間が約10時間という事は1日の1/3以上である。睡眠時間を8時間とすると18時間なのでその他の時間は6時間。だから働く場において『自分らしく』いれる場である事は大切と考えています。

それを教えてもらわなくては理想はわからないし、応援する事もできない。だから教えてもらう。しかし、意外と考えていないと言語化は難しいものである。だから定期的に尋ねている。このアンケートや1on1であったりで。

スタッフの皆が良い会社と思える会社にしたい。それは良い事であるから！